Job Cafe ver. 2.0 未来会議へ参加した

先月、Job Cafe ver. 2.0 未来会議へ参加する機会を得た。ジョブカフェとは、若者自立のためのセンターで、Job Cafe のホームページによると以下のように紹介されている。

ジョブカフェとは、H15年に国が策定した「若者自立・挑戦プラン」の中核的施策に位置付けられたもので、地域の実情に合った若者の能力向上と就職促進を図るため、若年者が雇用関連サービスを1ヵ所でまとめて受けられるようにしたワンストップサービスセンターのことである(ジョブカフェホームページよりhttp://www.jobcafe-sc.jp/index.html)。

この未来会議では、実際に若者と接しておられるJob Cafeの方々のお話を伺うことができた。売り手市場になってきたと言われる現在の就職状況であるが、就職に苦労している(社会への適合)若者の苦しみ、その若者へのスタッフの方々のこの3年間の経験に基づく熱心なアプローチを伺った。その活動に感銘すると同時に、カウンセリングとコーチングの違いについても考える機会となった。

Job Cafe ではカウンセリングを行なうと言われていた。まさに体全体で、若者の悩みを受け止めようという真剣勝負の試みであると思う。すでに延べ数百人万人の若者がジョブカフェを利用しているとのこと。

私たちが学生の頃にはこのような仕組みはなかった。ただ自分を持て余して苦む日々が多かったように思う。今も一人で悩んでいる若者が多くいることを思うと、悩んだときにJob Cafeのような組織もあることを知ってもらいたいと思うと同時に、このような活動に真剣に取り組んでおられる方々がおられることも知って欲しいと思う。

私の記憶が正しければ、Job Cafe プロジェクトは今年で終了し、今後はその機能が各都道府県へ移管されるとのことである。活動がなくならないように応援していきたい大切な組織であると思う。

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トランスレーショナルオンコロジー

本日、腫瘍学の権威、英国ダンディー大学のローランド・ウルフ教授とお話しする機会があった。英国特にスコットランドでは大学・病院が連携し患者の情報を集約させて、”個の医療”に取り組んでおられるとのこと。日本では、患者情報を集中管理し、複数の医療機関でその情報を共有し医療に役立てるのはまだ難しい。

いつも感じることであるが、英国のすばらしいところは、しっかりした仕組みや枠組みを考えて、それを実践しているところであろう。私たちも英国の取り組みなども十分に学んで、”個の医療”に取り組んでいきたいものである。

ちなみに”トランスレーショナルオンコロジー”という言葉であるが、うっかりその意図を確認するのを忘れていた。思うに、基礎と臨床の間(死の谷といわれる大きなハードル)をうまく癌領域で埋めるための手法といったところであろうか?

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会社が2周年を迎えた

自分が運営している会社が2周年を迎えた。4/11がその記念日である。ささやかながらも、スタッフでランチに一緒にでかける。

多くの中小企業は、設立後数年で姿を消してしまう。特に信用を獲得しにくいベンチャーの現実は厳しく、多くの企業は生き残りをかけて厳しい日々をすごしている。自分周りでも数名の経営者が廃業した。

大手企業にいると、なかなか理解できないことであるが、これが現実である。特に自分の会社がやっているバイオ関連は、将来の国の基盤として重視されながらも、現実には厳しい。事業化には時間とお金と人手がかかるのである。

そんな中でも、2年事業を継続できたのは、サポートして頂いた大手企業の皆さんのおかげである。来年も迎えられるように業務に励み、事業の継続を目指したい。

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バイオロジックスに機会

本日、PDL(Protein Design Labに居られた方のお話を伺った。PDLというのは、米国発の抗体医薬の有名なベンチャー企業である。10数年前、実はPDLを訪問しその方にお話を伺ったことがある。そのような懐かしい思いの中、最近の抗体医薬のお話を伺った。PDLでのご経験をベースにした大変わかりやすく面白いお話であったが、特に印象に残ったのが、なんでもない話であるが「良い抗体はなかなかとれない」というお話であった。

通常、特異性の高い抗体を作成するのは非常に難しい。ましてや医薬となると、その他にもヒトに対する安全性や製剤の安定供給といった大きなハードルがあり、基礎研究者が考えるほど容易ではない。

余談ではあるが、抗体のような大きな分子が薬になるのかと思っていたが、

1986年には抗CD3抗体がJ&Jから

1997年には抗CD20抗体リツキサンがロシュから

1998年には抗Her2/neu抗体ハーセプチンがロシュから発売

現在も抗体医薬が次から次々に登場している。抗体以外にも1982年にはジェネンティックからヒトインスリンが、1989年にはアムジェンのエリスロポエチンがFDAに承認されて、まさに生物学的製剤(バイオロジックス)の幕開けである。

最近はバイオロジックスの話題が新聞などでもよく取り上げられるようになってきたので、別の機会にそれらに関しても触れてみたいと思う。

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