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バイオロジックスに機会

本日、PDL(Protein Design Labに居られた方のお話を伺った。PDLというのは、米国発の抗体医薬の有名なベンチャー企業である。10数年前、実はPDLを訪問しその方にお話を伺ったことがある。そのような懐かしい思いの中、最近の抗体医薬のお話を伺った。PDLでのご経験をベースにした大変わかりやすく面白いお話であったが、特に印象に残ったのが、なんでもない話であるが「良い抗体はなかなかとれない」というお話であった。

通常、特異性の高い抗体を作成するのは非常に難しい。ましてや医薬となると、その他にもヒトに対する安全性や製剤の安定供給といった大きなハードルがあり、基礎研究者が考えるほど容易ではない。

余談ではあるが、抗体のような大きな分子が薬になるのかと思っていたが、

1986年には抗CD3抗体がJ&Jから

1997年には抗CD20抗体リツキサンがロシュから

1998年には抗Her2/neu抗体ハーセプチンがロシュから発売

現在も抗体医薬が次から次々に登場している。抗体以外にも1982年にはジェネンティックからヒトインスリンが、1989年にはアムジェンのエリスロポエチンがFDAに承認されて、まさに生物学的製剤(バイオロジックス)の幕開けである。

最近はバイオロジックスの話題が新聞などでもよく取り上げられるようになってきたので、別の機会にそれらに関しても触れてみたいと思う。

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